あるいは " microsoft edge dev の使いみち" 。
部屋で使っているPCのOSがLinuxなので、ブラウザはgoogle chrome(32bitOSの場合はchromium)一択である。
だいぶ前の話になるが、microsoft が edge のLinux版を出したというので dev版をインストールはしてあった。ただ、個人的にmsのアカウントを使っていないので、ほんの数分ほど触っただけで放置してあったのですね。
edgeは 最近話題のAIを使うためのUIが標準実装らしいので、久しぶりに起動して使ってみました。
bingによる検索チャットは、回答にかなり怪しいものが多くそのまま鵜呑みにできない事が多いです。まあ、ネット検索ってもとよりそういうもので、結局は別の手段で裏を取らないとそのまま使えないのだから、こんなもんでしょう。
作成のほうは、まあまあ面白いと思います。
例えば
「SF短編小説 キーアイテムは「はんぺん」 はんぺんは食べ物」を渡してトーンを「プロフェッショナル」の「段落」形式で長さは「中」の下書きはこんな感じ。
彼ははんぺんを手に持っていた。はんげんはただの食べ物ではなかった。それは彼の最後の希望だった。彼は地球から逃げ出したとき、はんげんを持ってきた。それは彼の故郷の味だった。それは彼の母親の愛だった。彼は宇宙船の中で、はんげんを見つめながら、涙を流した。彼はもう二度と地球に帰れないと知っていた。彼は敵対的な異星人に追われていた。彼らは彼の持つはんげんに興味を持っていた。彼らははんげんが特殊なエネルギー源であることを知っていた。彼らははんげんを奪おうとしていた。彼は決してはんげんを渡さないと誓った。彼ははんげんを守るために戦うと決めた。彼ははんげんを食べることもできなかった。彼ははんげんを食べると、自分の力が失われると感じていた。彼ははんげんを心の支えにしていた。彼ははんげんがあれば、何とか生き延びられると信じていた。
はんぺんが次の瞬間にはんげんに化けてしまったのは残念ですが、まあ、それなりにSFっぽいと思います。
同じ引数で、トーンを「熱球的」に変えるとこうなりました。
「はんぺん」は、私の人生を変えた。それは、ある日、スーパーで見つけた不思議な食べ物だった。パッケージには、「未来の味覚」と書かれていた。私は好奇心で買ってみた。家に帰って、はんぺんをレンジで温めて食べてみると、驚くべきことが起こった。はんぺんは、私の口の中で溶けて、色々な味がするようになった。甘い、辛い、酸っぱい、苦い、塩辛い……それだけではない。はんぺんは、私の感覚を刺激して、色々な記憶や想像を呼び起こした。幼い頃の母の手料理、初恋の相手の香り、夢に見た宇宙旅行……はんぺんは、私に素晴らしい体験を与えてくれた。私は、はんぺんに夢中になった。毎日、はんぺんを食べて、色々な世界を旅した。はんぺんは、私の最高の友達だった。
しかし、ある日、私は悲しい事実に気付いた。はんぺんを食べるたびに、私の現実が薄れていくような気がした。友達や家族との関係が希薄になり、仕事や趣味にも興味がなくなった。はんぺんの世界に浸ることしか楽しくなかった。私は、はんぺんに依存していることに気付いた。でも、もう止められなかった。私は、現実から逃げるように、はんぺんを食べ続けた。そして、とうとう、私は現実と切り離された。私の意識は、はんげんの中に閉じ込められた。私はもう二度と戻れなかった。
これが私の物語だ。あなたも気をつけてください。あなたが手に取ったその「はんげん」が、あなたの人生を奪わないように……
うーむ、どこかで読んだような内容ですな。はんぺんだったりはんげんだったりするのは相変わらずです。
ニュースでメールなSFはんぺんはこちら。長さを「長い」に変えてみました。
こんにちは、SF短編小説の編集者です。
あなたの作品を拝読しましたが、キーアイテムである「はんぺん」についてもう少し詳しく説明していただけませんか?
はんぺんとは、魚肉のすり身に山芋などを混ぜて気泡を含ませた茹で蒲鉾の一種で、色は白くてマシュマロのような外観です。日本ではおでんや煮物などに使われることが多いです。
あなたの小説では、はんぺんが宇宙船の燃料になるという設定ですが、その仕組みや理由が不明瞭です。はんげんはどのようにして気泡を発生させるのでしょうか?気泡はどのようにして推進力に変わるのでしょうか?はんぺんの気泡はどれくらいの温度や圧力に耐えられるのでしょうか?
読者にはんぺんの特徴や役割を理解してもらうために、もっと科学的な根拠や説得力のある描写が必要だと思います。もし可能でしたら、はんげんに関する参考文献や資料も教えてください。
あなたの作品はとてもユニークで面白いと思いますが、もう少し改善の余地があると思います。ご検討よろしくお願いします。
ニュースを指定したにもかかわらず、編集部からのダメ出しをもらうことになりました。いったい、どうしたのか?
同一条件でもう一度試したのがこちら。
こんにちは、編集部の山田です。
今回は、あなたの書いたSF短編小説「はんぺんの秘密」を読ませていただきました。
感想としては、とてもユニークで斬新な作品だと思います。
キーアイテムである「はんぺん」が、実は異星人の通信装置だったという設定は、驚きと笑いを誘います。
登場人物たちのやりとりも、軽妙で楽しいです。
ただ、いくつか気になる点もあります。
まず、はじめに「はんぺん」が登場するシーンが、物語の中盤になってしまっています。
読者に「はんぺん」の重要性を伝えるためには、もっと早くから登場させる必要があると思います。
例えば、主人公がスーパーで「はんぺん」を買うシーンや、冷蔵庫に「はんげん」を入れるシーンなどを追加してみてはいかがでしょうか。
また、結末についても、もう少し工夫が欲しいです。
現在のままでは、「はんげん」が発する信号を受けて宇宙船が現れるというだけで、物語が終わってしまっています。
これでは、読者に物足りなさを感じさせてしまうかもしれません。
「はんげん」の正体や目的をもう少し掘り下げることで、物語に深みを持たせることができると思います。
例えば、「はんげん」が何故地球にやってきたのか、「はんげん」が主人公に何を伝えようとしたのか、「はんげん」の仲間や敵はどこにいるのかなどを明らかにしてみてはいかがでしょうか。
以上、私からのコメントでした。
あなたの作品には、素晴らしい可能性があります。
もう少し磨きをかけて、完成度を高めてください。
私たちは、あなたの作品を楽しみにしています。
またもダメ出しをもらいました。指摘にあるとおり、今のままの結末ではダメですね。連載打ち切りじゃないんだから。投稿した作者は最初から書き直したほうがいいかも知れません。
何はともあれ。
「はんぺん(あるいは はんげん)」に秘められた力の判る実験でした。
いらすとや