先日、ついふらふらっと中古カメラ店に入ってうっかりNikonEMを買ってしまった。本当は蛇腹カメラの安いのを探していたのだが、どれも予算オーバーだったので。普通は買わずに帰るよね。我ながらどうかしている。

で、80年代の35mm一眼レフカメラがそのままきちんと動作するはずもなく(この点、60年代や70年代初頭のFや二コマートFTNは優秀といえる)、買ってきた個体も要メンテナンスだったのです。
とはいえ、素人が出来ることといえばモルトプレーンの貼り替えくらい。モルトは手持ちがあったからいいが、旧いモルトを除去するのに無水エタノールなんぞを買わなくてはならなかったので総額ではそこそこの支出になってしまった。モルトプレーンの厚さはミラー受け部分は2mm、裏蓋は1.5mmでいいようである。
なお、プリズムの座りを安定させるのに座部にモルトを使っているらしい。なので本来であれば軍艦部分を開けてペンタプリズムを降ろすべきなのだが、ネジが錆びていて簡単には外せそうにないので見送っている。

同系列機のFGと比較してみるとファインダー視野が異常に暗い。AE使用時のシャッター速度表示を見る限りTTL測光は正常に思えるので、元から暗いものと思われる。
また、ミラーアップ時にファインダー像の下辺がうっすら明るく見える。いわゆる光線漏れであり、モルトが正しく貼れていなかったか不安になったのだが、FGでも同様の症状を確認した。今までFGで撮影していて光線漏れで悲惨な結果に終わったことは無いので通常使用であれば問題ないと思われる。通常でない場合、例えばバルブを使って長時間露光する場合は接眼部から光線が回り込むのでアイピースシャッターをかぶせたほうが良い。

AEが絞り優先のみなのはいいとして、AEロックが使えないので実用性は今ひとつである。基本に忠実に順光で撮るしかあるまい。逆光時補正ボタンも用意されているが、シャッター速度が一気に2段も遅くなるのでこちらも実用性は皆無といっていい。FGにもついているが使ったことはない(FGはマニュアル露出で撮れる)。

シャッターM90の場合、日中の撮影であればISO100のフィルムで困ることはない。絞り値は晴天順光で16、明るい曇りで11〜8半、晴天時の日陰で5.6、物陰で2.8、明るい室内で2から2.8といったところか。EM発売当時の単焦点ニッコールなら広角から中望遠までどれでも使える計算になる。


Ai 50/1.4 を装着したEM。ストラップはネックストラップを止めて三脚穴に付けるハンドストラップにしてみた。
 

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