もうほとんど1年ぶりくらいに写真を見に出かけた。かつて受講したワークショップのグループ展(というかほとんど卒展)なのだけれど、今回から開催会場が京橋に変わった。今までは渋谷でやっていたのだが、そこが建て替えとかでしばらく使えなくなった為らしい。自分自身が作品展示した場所が無くなった、というのが何とも現実味がなかったのだが、京橋の新会場まで脚を運んでようやく実感するところとなった。

参加人数は以前よりやや増えているような感じ(DMによれば22名)で、にも関わらず会場が狭くなってしまったため、写真はところ狭しと展示されることとなり落ち着かない。それでも最上階の部屋はややマシといった感じで、おそらくこの会場での一等地ではなかろうか。
かたや辛いのは1階部分と階段壁面部分で、これは作品自体に余程力がないとスルーされそうである。それを回避するにはプリントサイズを大きくすることだが、会場が狭いため作品と観覧者との距離をとりにくいから、やみくもに大きくできない。

渋谷時代の会場(ギャラリールデコ)の使い勝手のよさが偲ばれる。

肝心の作品の方だが、印象に残ったのは最上階にあった、蒲田のスナップショットと、亡命だか何だかで日本にやってきた外国人を撮ったもの。前者はカラープリントで印画紙がラスターだったので理由を尋ねた(但し作家不在)のだが、日頃からラスターを使っているとかで特に意味は無いらしい。生まれ育った街のスナップというのは一見簡単そうで実はかなり難しいと思うのだが、どれも良く撮れていて好印象であった。後者は安井仲治ら神戸のアマチュアが撮った例のあれを彷彿とさせるが、被写体が子供ということもあってか然程重さは感じられない。ブックもあって拝見したが、人物を撮ったものは少なかった。この辺がグループ展の難しいところである。個展に期待したい。
その他、半地下になっているフロアもあって、そこにあったブレブレの写真のキャプションが良かった。写真だけなら特に見るべきものは無いのだけれどキャプションの筋書きが奏功してフォトストーリーとして見ることができた。正直いえばキャプションはもう一息といったところで、これは(俺が指導を受けた頃と変わっていなければ)キャプションは作品の説明書として位置づけられているため、どうしてもクドくなってしまうことに原因があると思われる。最後の段落できちんと説明(種明かしというべきか)があったので、それ以前のところはもっとボカしても良かったのではなかろうか(写真の方はブレていたのだが)。

フィルムと印画紙による制作が多いのもこのグループ展の特徴だが、今回は6x7が多いような気がした。印画紙の縦横比に一番近い、のは効率の点で確かに有利ではある。




京橋へ行ったのはほとんど初めてではなかろうか。どうやって行くかピンとこなくて、丸ノ内線の東京駅から歩いたのだが、有楽町から歩いても然程違いは無いようであった。


 

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