すっかりその存在を忘れていたのだが、ネットサーフ(死語)していて久しぶりに見つけたので。

 

キヤノンのコンパクトデジカメPowershot及びIXY Digitalの心臓部であるASIC "Digic"をハッキングして遊ぼうというプロジェクトです。

 

Digic が採用されたのは確かPowershot A10/A20 頃からだったと思います。もう10数年前になりますが、当時使っていたNikonCoolpix800の補色フィルタ独特の冴えない発色に嫌気し原色フィルタ採用のカメラを探していて、「これだ!」と飛びついてA20を買いました。今でも捨てずに持っていますよ、動かないけど。

 

デジタルカメラのファームアップデートの仕組みを利用して任意のコードを走らせようとする試みは当時からあって、CoolpixなんかでもRAWを得るのに利用されたりしていた(確かロシア製だったような)と思います。

で、CHDKですがほとんどのPowershotに対応しているのですね。ファームアップデートの仕組みを使っているとはいえファームそのものを改変する訳ではなく、割り込んで拡張する形になっているので、デジカメを文鎮にしてしまうことが無いのがミソです。

 

この手の裏ワザはハイエンドモデルよりもローエンドモデルのほうが威力を発揮します。というのも、ローエンドモデルは差別化の為かDigic本来の性能を出し切っておらず、故に導入前後の機能向上が著しいのですね。

 

手元にはS95とA1400がありますのでA1400で試してみました。S95では特に不自由していないのと、万が一の文鎮化を回避したかったので。

 

導入手順は、


1)SDカード(※)をカメラで物理フォーマット。
2)CHDKのサイト(というかwiki)から、手持ちのカメラにマッチしたファームをダウンロード。
3)PC上で解凍し、
4)展開物全てをSDカードのルートへコピー。
5)SDカードをカメラにセットして、
6)メインの電源スイッチではなく、再生ボタンでカメラを起動。
7)メニューボタンを押すと、メニューの一番下にファームウェア更新の選択肢が現れるので
8)ファームアップを実行

 

こんな感じです。

 

※FAT16でないと動作しないらしいので、SDカードの容量は8GB以下でないとダメらしいです。もしそれ以上の容量のカードを使う

場合はパーテーション分割で8GB未満のパーテーションを確保しなくてはならない、とか。

 

 

スクリプト(luaとbasic)の実行環境が導入されるので、カメラ単体で結構凝った撮影ができそうです。サンプルコードも充実していて、モーションキャプチャとか実用的だと思いました。

 

なお、A1400ではUSBケーブルによるテザーは動作しませんでした。ハード上の制限なような気がしています。A20やA100では当たり前のように可能だったのですが。テザーしたければEOS買えと。

 

参考

CHDK http://chdk.wikia.com/wiki/CHDK

 

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