「新宿駅南口」現像同時プリントを4枚並べている。ビックカメラの店内仕上げなので補正無しを強く指定した。
少しまとまった時間ができたので再び写真を撮ることにしました。まあ、他にもやることはありますが。
で、リハビリを兼ねてしばらく135で撮り歩こうかと。こんな時のカメラは小型軽量に限る、ということでNikonEMに50/1.4を付けてフィルム1本撮ってきました。
フィルムはLOMOのカラーネガで感度は100です。400は今までも使ってきましたが100は初めて。だいぶ以前に買い込んでいたので使う前に使用期限を調べたのですが、今年の1月に切れていました。いやはや。このフィルムはUSA madeとなっていてフィルムケースがコダックのそれなので、コダックのOEMなんでしょう。プリントを見る限り、ディープシャドーがべったりと潰れ、植栽の緑が子供の頃使った水彩絵の具の「ビリジアン」そのままの鮮やかさ、この辺、ゴールド100によく似ていますが全体のコントラストはそこまで固くないのが、LOMO調なのかも知れません。(個人の感想です。)
さて、持ちだしたEMにはマニュアル露出モードがありません。あるのは絞り優先AE、それも旧式のAEロックのかからないタイプ。一応、逆光補正ボタン(単に2段ほどオーバー露出になるだけ)はあるものの、基本的に露出制御はカメラまかせ。これだと撮影シーンによって露出がバラバラになってしまい、うまくないです。
で、対策として、バッテリー切れでも撮影できるように用意されているメカシャッターを活用します。これがFEゆずりの1/90秒なのですね。ISO100のフィルムを使うと絞り値の計算が大変やりやすくて好都合です。
撮影結果は概ね意図した通りの露出でした。1枚だけ、半段ほどアンダーだったのが惜しかったですが。
1/90秒だと早歩きの通行人は少し流れます(被写体までの距離によりますが)。またエスカレーターに乗りながら近い距離(10m位)を狙うと、やはり流れます。どのくらいの距離までが実用範囲かは少し計算すれば判るのですが、まあ、普通に風景や街撮りをする分には問題ないはずです。
- 2017.05.23 Tuesday
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- 02:58
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- by sakaisatoru