このレンズは中野のカメラ店で中古として放出されていたものを安く買ってきたものである。確か、箱はなかったと思うがフードとキャップは付属していた。何度かモデルチェンジしているが、これは最初期型なのでクローズアップレンズは付いてこない。

 

パンケーキレンズ、と称しているが実際は同じF値の50mmレンズと大差ない大きさである。40mmなのに開放F値を2と欲張ったのでテッサーやレトロフォーカスにできなくて(やればこの大きさに収まらないはず)変形ダブルガウスにしてあるので当然といえば当然である。

 

40mmという焦点距離は35mmと50mmを1本で兼用できるので、文字通りボディキャップ代わりに常時何らかのボディに装着して、相当使い込んだレンズであった。

 

そんな訳で先日、シャッター不調から回復した(と思われる)F-501と共に持ちだしてフィルム1本分撮ってきたのですが、先程それのスキャニングが終わったのですね。幸い、F-501のシャッターは期待通りに動作しているようです。

 

しかし、スキャン上がりの画像を眺めていて感じたことが一つ。「何かがおかしい。」

 

40/2は開放でこそ柔らかくなりますが少し絞りこめばきちんと写るようになるのですが、このコマもそのコマも、どうにもフカフカして締りが無いのですね。

これはレンズトラブルではなかろうか、とボディから取り外して改めて眺めてみたらですね。

 

曇ってました。

 

透かして天井の蛍光灯を見ただけで判るレベル。試しにペンライトで斜めから入れてみたらそれはそれはもう盛大に露見しました。今まで気づかなかったのが不思議なくらいです。

 

コシナは自社で修理窓口を持っていないので、どこか取り扱いのある店舗に持ち込むことになります。買ったほうが安いか、と思って調べてみたのですが中古で3万以上するのですね(但し初期型では無いですが)。

 

うーむ。修理に費やす位なら暗室に通いたいんだがなあ。困ったものです。

 

 

以下、曇りの様子。閲覧注意。

 

ペンライトが当たっている部分が白っぽく曇っているのが判る。当たっていないところも、同様に曇っている。レンズの内側がこの状態。

 

 

曇り部分を切り出したもの。Powershot S95はよく写りますね、ってそういうことではなくて、今回の曇の原因はご覧の通り黴でした。まあ、この位ならクリーニングで回復するでしょう。拭き傷がどの位残るかが問題ですが。

 

※以下6月11日午前8時30分追記

買ったのは2006年12月だった。税込み22800円。趣味で使っていたとはいえ、充分元は取ったような気もします。

 

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