一眼レフカメラなら何でもうまく、奇麗に、あるいは意図した通りに撮れるのだろう。もし撮れない場合は、使っている人の腕やセンスが悪いに違いない。

等と考えている人が多いと思います。

さにあらず!

うまく撮れなかったり、意図した通りにいかないのはほぼ100%カメラに原因があります。

極端な例を挙げます。水中写真を撮ろうとして、水中使用に対応していないカメラを使っても撮ることはできないでしょう。

ということで、何を撮ろうとするかによってカメラ(に代表される撮影機材類全て)を正しく選択しないと必ず失敗します。逆に言えば、カメラによって撮影できるもの(被写体、時間帯等)は自ずと限られてくる、ということです。

私は風景を撮る時は今でもフィルムを使います。理由は手元の機材で一番情報量(解像感とトーン)を稼げるのが6x9判のカメラだからです。風景写真では写るものひとつひとつが小さくなりますので、細かいところまで記録できる機材が必要になります。

一方、(最近はほとんどやらなくなったが)街中で人々の動きをスナップする、等という場合は沢山撮っておいて後で選ぶことがほとんどです。120フィルム1本で8コマしか撮れない6x9判では対応できませんので、ニコンを2、3台に焦点距離の異なるレンズをつけて使い分けながら撮る(2本挿し、等という)ということをします。

手元にあるデジタル一眼レフはNikonD40だけですが、このカメラの記録画素数は600万画素しかありません。聞いた話では、ISO100のフィルムに換算してハーフ判程度の情報量にしかならないそうです。少なくとも風景向きではないな、ということが分かります。
また、暗部の描写は実用範囲ギリギリといった感じで、暗いところでは余り奇麗に撮れないかも知れません。これらのことから「比較的光量のあるところで、主要被写体が余り小さくならない距離で使えば良さそう」と見当がつきます。私の場合、花くらいしか思い浮かびませんので、D40は花撮り専用カメラとなってしまいました。被写体が決まればレンズも自ずと決まってきます。標準レンズであるDX35/1.8Gも良く写りますがそのままでは寄れないので、やはりDXフォーマットのマイクロニッコールが欲しくなります。


さて、D40はRawに対応していますから基本的にRawで撮ってPCで現像しています(そうでない時期もあったが)。Rawだと後でいろいろ調整できるから撮影時は出来るだけニュートラルに撮ったほうがいい、という考えもあります。私もそのように考えて、彩度や輪郭強調を弱めにして撮っていた時期がありました。
しかし、このようにして撮ったRawは、実は大変扱いにくいのです。具体的に書くと、現像ソフトであれこれいじり回している間に訳が分からなくなって最終的に画像が破綻して終わります。そうならないようになるには、相当訓練しないとだめなようで、私のように基本フィルム時々デジ、という撮りかたをしている場合はまず難しいのではないでしょうか。

で、最近やっているのが、撮影時の設定(仕上がり設定)を可能な限り盛っておく、という方法です。といっても、D40の場合、最初からかなり強めに設定されていますし、PCのモニタもいまいちで暗部がよく見えませんからコントラストは-1にしてあります。輪郭強調はプリント時に調整するので、結局、盛っているのは彩度だけです。また意図してホワイトバランスを弄る場合も現場でやってしまいます。曇りの日のタングステンとか、あざとくて好きです。
これらはパラメータをいじってもRawそのものは手つかずに残ることを利用しています。但し、白飛びや黒潰れは直せません。特にハイライト側に余裕がないので露出補正は-0.3としてあります。

こうしておくと、PCでプレビューした際「これはないだろう」という絵になります。この時の値をワースト値として、後はここから削っていく訳です。だいたい、暗部を締めるのにコントラスト強調、ハイライトの調整に露出補正、色のケバさが目立つなら彩度ややマイナス、といった調整になります。そして最後はプリント結果を見て、決めることにしています。

 

「ひょっとして、髪型とか変えた?」とか。そんな、その程度のレベル。


Nikon D810 が発表されました。まあ、正常なアップデートではあるよな。
しかし、ここまで萌えないカメラも珍しい。個人的には価格、性能、デザイン全てにおいてスルーできます。


最近のカメラで一番の注目はkodakのS-1でしょうか。国内販売されるかどうかすら、よく分かりませんが。超レアアイテムとして、数十年後そこそこの値段がつきそうな気がします。


 


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